2011年1月29日

LA



始めてのアメリカ ロス
2週間の旅も終わって日本です。

年末のある偶然の出会いをきっかけに、私の進路がNYからLAに変更。
こんな感じでいいのかな?と 少し気がかりではあったけど、とにかく行くしかないだろう
と、そっこう飛行機の予約をとる。

でも、感覚的に考えるとこれでいいような気がしてた。
経験上 間違いはないような気がしてた。

友達には少しお世話になってしまうけど、おいでと言ってくれたそのお言葉に甘えることにした。


私も もうこれしかないの。

はじめの3日間は自分で自分がうまくコントロールできなくて
毎日が上の空。

海がある環境が当たり前の人たちのなかに混じって、
視界の3分の2が空の生活。

自然がきれいでハンパないのはわかるんだけど、
私にとって、それは
違和感を感じることであって 
そんな環境に身を置いてこれからやって行くことのイメージを描くことが
とても難しかった。


海の地平線の向こうが真っ赤からパープルへ、水色へ、藍色へ真っ黒へと広がる広い広い景色は、
そのときの自分にはそれを受け入れる余裕は全くなかった。

写真を撮ることもできなくて、思考回路が停止状態で、
ただただ目を開けているだけ。

悲観的になるだけ。
(今思い返すと、それを顔に出してたのがほんと情けない!)





3日目 エリックさんち。
サーファーの友達の輪の中で2日間一緒に過ごした。

彼らのライフスタイルだったり、LAの過ごし方だったり、近所のおばさんだったり、
日本語とつたない英語とで会話を交わして、
夜遅くまで話したり。
絵を描きながら、そばでふざけ合ってる大人達だったり。

ホントに楽しくて、こういう人たちのいる環境に
自分も身を置いてみたいと 
パァーッと頭の中にイメージを描くことが出来た瞬間があった。

知らない自分を探ってみるのもたのしそうだなって。
それからは少し気持ちが楽になった。

また知らない世界を見ちゃった感じ。

見ちゃったよ。。。





























shin君ちの壁にドローイング。
画材がなかったので、自分んが持ってた少ない色鉛筆とメイク道具で。
見てニコッとしたくなる表情にしたよ。






撮影で砂漠 joshua treeに行く途中
偏頭痛に襲われ、一眠りした後。








joshua tree帰りはみんなで星をみて、
途中、夕食をとろうと西部劇のセットとして造ったという店に立ち寄る。
しかしその日はたまたまアーティストの演奏があって入れなかった。

誰が来てるのって聞くと、ショーンレノンだって(笑)
今日ショーンレノンがくるんだってっ

っは。こんなこともあるんだね。












今回の目的のArt Centerのことはまた今度。









2週間お世話になったphotographerの友達にドローイングをプレゼント。
この絵について講評が始まる。

皆真剣。

この2週間art centerの学生とずっといて思ったけど、
日本と海外の学生、見ている先が違う。

見方が違う。

自分のふるさとを離れて異国の地で独りで突き進んでいる彼等は
とても頼もしく見えた。




私ね、別にいいんだよ、このままでも。
このレベルで何かやっても。
でもね、違うんだよ。

私イラストの勉強したことない。

別にいいんだよ、”独学でやりました” でも。

でもね、違うんだよ。

これでお金稼がないといけないんだから。
これで仕事していきたいんだから。


もっと自分を追い込んでいかないと。
急がなきゃ。


自分影響され過ぎ?

いいんだ。
影響されたいことは影響されたいから。

ふん!


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